バーニング 劇場版
2019年02月01日(金)公開
そうです。「納屋を焼く」という短編作品が原作です。
ミステリー?
分類的にはそうですね。
ただ、展開よりも描写メインという感じで、王道の謎解きミステリーとは全く違います。
納屋じゃなくてビニールハウスを燃やすんですよね?
はい。
そこは、韓国の情勢に合わせてきたのかと。
燃やすシーンはありました?
これがね、シーンとしてはあるんですよ。
無音の中で鮮やかな炎が映し出されて、ものすごく印象的なんですが、「実際に起こったこと」なのか、「だれかの頭の中のイメージ」なのか、いまいち判別できないんですよね。
抽象的なんですね。
はい。
この映画で一貫しているのが、現実と幻想の区別の線引きをとにかく曖昧にしているところなんですよね。
原作の方もそういう内容なんだと思うんですが。
登場人物は3人ですか?
ほぼそうですね。
主人公の作家を目指す貧乏男と、貯めたお金で旅行に行く主人公の幼馴染と、その幼馴染が旅行帰りに連れてきた謎のリッチマンという3人を中心に話は進んでいきます。
仕事してないけど金持ってる男っていうのは、村上感のある登場人物ですね。
そうなんですか?笑
すいません。そこまで詳しくなく…。
彼女は一体、なぜ消えたのか?
カンヌ映画祭で歴代最高評価を獲得した、究極のミステリー。映画『バーニング 劇場版』は2019年2月1日(金)公開です!
これは村上春樹が原作なんですよね?