ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~
2016年07月30日(土)公開
あぁいう、死と隣り合わせだったりする場所って、人と人が理屈抜きで助け合ったり、でも時に、命を優先させるがゆえに、諦めなきゃいけないこととか、決断しなきゃいけないっていうのがありますよねぇ。
日常ではそんな状況殆どないので、観る人は絶対にイメージ膨大に膨らむと思いますw
雪崩に巻き込まれたりするシーンとか、一緒に雪に埋もれたりする臨場感がある撮り方をしてるから、こっちも一緒にその場にいるみたいなキモチで色々ゾクゾクしましたw
エベレストのような厳しい条件での登山は、一瞬一瞬の判断が生死を分けるので、感情に流されるのは最もダメな行為だと(昨年公開された『エベレスト3D』で)教わりました。
そういう意味では、厳しい判断を迫られそうなシチュエーションなんですけど、主人公の行動は正しいと思えましたか?
今回は大きく分けると、師匠的な人と、弟子的な人の人生が描かれていて、後半は師匠中心なのですがね。
雪山とかに憑かれた人って、普通ではやっぱり理解できない部分ありますよねw
足とか凍傷になったり、一歩間違えば遭難したり、雪崩に巻き込まれたり。
頂上をただ制覇したいだけなのに、家族をないがしろにしたりw
「己」で生きている人だから、だからある意味、死ぬ自覚も見送る自覚もできているんだなぁと。
それでも不思議なのが、絶対的な仲間意識があって、覚悟を決めたら助け合うみたいな。
なので、どれが正しいのかとか、よくわからなくなったのですが、私の気持ちに一番近かったのは、「弟子」の嫁でしたw
冒頭の雪崩のシーン、怖いっす...!
もし雪に埋まってしまうと360度真っ白な世界で上下の感覚なくなっちゃうらしいですからね...。
韓国800万人が泣いた超感動作の本作ですが、赤りんごさんはやっぱ泣いてしまいました?
雪崩はホントに怖いと思う!紐をたどって仲間が救出してくれたらいいけど、上からダーッとスゴイ勢いで落ちてきて、全速力で走る方向まで見極めて猛ダッシュしないといけないのに、自分だったらもたついて即死しちゃうと思うw
予告観ましたが、すごい迫力でした!実際こういうことが日常にあるんだなって思うと、山に登る人の覚悟って相応なものがないとダメなんだなって思いました…。そして家族も同じですよね。家族の模様なんかも描かれてましたか?
そうですよね。登る人よりも、それに寄り添う人も覚悟が必要なんですよ。
まずは結婚とかが1つのハードルになります。こういう生き方を理解してくれる人とでないと・・・。そして家族になってからも、ほとんど旦那さんのことはあてにできないですからねw
登山家の家族は、いつ死んでもしょうがないとか、家にいなくてもしょうがないって覚悟がないと・・・私にはムリですわw
それでも山に登る!という男の信念をまるごと感じられる作品なので、ぜひ迫力満載のシーンを劇場で見てね!
7月30日(土)公開の韓国映画『ヒマラヤ地上8,000メートルの絆』です!
山遭難系映画って洋の東西を問わず昔から結構ありますよね。やっぱり命を懸けたドラマチックな展開が人々を引き付けて止まないのでしょうか・・・。
寒そうでしたか?