ストーリー
夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。
新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り…練習以前に、グラウンド整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。
おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。
そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に 弱小でもない。
そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。
そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた…。
醍醐虎汰朗黒田鉄平 役
初めて実写映画の主演を務めることになり、楽しみな『ワクワク』と緊張で『ソワソワ』の感情を行ったり来たりしながら撮影初日を迎えました。高校野球部を題材にした作品ですが、野球は未経験だったのでまずは高校球児に近づきたくて、クランクインまで野球を1から教わりひたすら練習に励みました。
また野球動画を観てイメージを膨らませていました。坊主にしたのは中学生以来だったので、何回鏡を見ても自分ではないみたいで、新鮮な気持ちで過ごしました。
飯塚健監督は、撮影中にお芝居のことだけではなく、映画について沢山ご指導くださり、役者として活動するうえで大切なことをたくさん学びました。恩師のような存在でとても貴重で嬉しい出会いでした。
先行きの見えない誰もが不安な時期に"面白い"ということにパラメーターを全振りして、笑顔溢れる作品に携わらさせて頂き、自分もたくさん元気をもらい幸せでした。楽しみにしていて下さい!!
PROFILE
2000年9月1日生まれ。2017年舞台「『弱虫ペダル』新インターハ篇〜スタートライン」の一般公募オーディションで主演小野田坂道役に抜擢され俳優デビュー。『天気の子』(19)で主人公・森嶋帆高役(声の出演)に選ばれ一躍注目を浴びる。同作で第14回声優アワード新人男優賞を受賞。2.5次元舞台での活動を皮切りに、映画・ドラマ・MVなど数々の作品に出演。舞台『千と千尋の神隠し』(ハク役)でも好評を博した。近年の主な出演作に、【ドラマ】「スイッチ」(20・EX)、「バイプレイヤーズ〜 名脇役の森の100日間〜」(21・TX)、「未来世紀SHIBUYA」(21・Hulu)、【映画】『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20)、『太陽は動かない』(21)、『昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-「BLUE BIRD」』(21)、【舞台】『弱虫ペダル』シリーズ(17・18)、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズ 主演 日向翔陽役(19・20・21)など。